講演が無事終わって、本当にほっとしました。
やっぱり心底、嫌いだと思いました。
こんなに嫌いなことを、ことわれない自分が嫌になりました。
もちろん、今回にかぎっては、精神障がい者家族会だったので、
とても良くしてくださり、気持ちよく楽しく出来ましたので、互い
に収穫のある WIN WIN の関係だったと思います。
でも出かける直前に、入院があったり、患者さんが急変したりと、
まわりをハラハラさせてしまいました。
私の病院はふだん、ひとり体制なんです。吹けば飛ぶようなちいさ
な病院。私が留守にすると「無医村」になります。そこが危険なの
です。
さて。みなさん、お子さんやご兄弟を長く、精神病院に入院させて
いる苦労人ばかりでしたので、共感能力が高くて、それで話しやす
かったのかもしれません。
家族会も老齢化しており、会長や理事の方は、78才だの83才だ
のとおっしゃっていました。みなさん、家族に病者をかかえるだけ
あって、芯が強く若々しい。
私のことを「まだまだ子供みたいに思える、がんばって!」と言っ
てくださり、かえって勇気をいただきました。
横浜から来た方で、西野流呼吸法の先生がおられ、今度、私の病院
に特別に教えに来てくださるという方がいました。
私の長所は「好奇心」と「行動力」です。
今度、わざわざ横浜からおいでいただいて教わることになりまし
た。「教えてあげる、と言ってもなかなか乗ってくる人はいない」
とのことでした。私は先ずなんでも経験してから考えますけどね。
またご報告します。お楽しみに!
(頻脈発作が心配で、ゆっくり座っての講演でした。薬をしっかり
飲んで行ったので、まったく大丈夫でした)