向日葵(ひまわり)は夏の花、今咲いています。
向日葵を見るたびに思い出すことがあります。
大学生のころ、男子の同級生に「天心爛漫なひと」と言われました。
同じころ、女性の同級生に「向日葵のようなひと」と言われました。
誰も想像しないでしょうが、私はその言葉たちに少々傷ついたのです。
「向日葵のよう」と言われて傷つくなんてヘンですね。
それから幾年月。最近も「頑固なところが自分と似ている」と言われ、その方の頑固さに困っていたところだったので、とても腹がたちましたし。
先日、20才くらい年下の男性にからかわれて困っていたら、そばにいた男性から「○○さん(私のこと)って、打たれ強そうだから、大丈夫」と言われて、そんなに強くないよ、って腹が立ったの。
そんな風に、誰からもとても「強い女性」と思われているワタシ。
それは当たり前かもしれません。
だって、ゴルファーみたいにスラリとした体型。
顔は決して色白ではない。
声は低くて大きい。
女らしいしぐさが少ない。
大股で足早に歩く。
ハハハと大きく口を開けて笑う。
サバサバしていて、こまかいことに全くこだわるフシ無し。
などなど。
今の夫でさえ「初めて会ったとき、山田邦子みたいにあっけらかんとして明るかったので、気持ちがラクになって、結婚してもいいかなと思った」というのですからね。
でもね。人は見かけに寄りません。
本当に、本当に、本当に私を知っていくと、いかに私が細やかに
気配りをしているかを知るんです(ホントかな?)
「気配りそんなにしていないかも!あっけらかんだ!」と思わせるような振る舞いするって
いかに大変な気配りが必要なことか
なんて知っている人、いませんよね。
だって、相手がいかにも気配りの人だったら、こちらも相当に気を使いますよ。
つまりはそういうことなんです。
深いんですよ、人間っていうのは。
だから、とても気を使って物事を運ぶ人には「あなたが気を使えば使うほど、相手もそれに負けないように気配りを強いられるから、気楽にいったほうがいいよ」って言うんです。
これって私だけの勝手な解釈でしょうか・・・・・・
話しを向日葵(ひまわり)に戻します。
ひまわりは大きくて、大ざっぱな花で、決して繊細とは言えない
カラッとした花なので、あまり好きではありません。
でもね。
当地に咲く、このひまわりだけは好きなんです。
こぶりで可愛いい向日葵なんですよ。
この向日葵は大好きで、毎年楽しみに花農家に買いに行きます。
○○村に咲く向日葵のように可愛くて美しい女性ですね、
とほめてもらったらうれしいだろうなと思います。