統合失調症の治療に「作業療法」っていうのがある。
なんということはない。
病気療養中の人が、ぼけっとしていてもロクなことはないので、みんなで遊んだり、
畑仕事をしたり、クッキーを作ったりして過ごす、それだけのことである。
それが、けっこう治療的になって 良くなっていくのだ。
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でも、このわたしだって、同じように毎日「作業療法」を受けている。
だいたいにおいて、わたしの仕事も「作業療法」を受けてるようなものだ。
昨日は休日だったけど、実にしまりのない一日だった。
月曜日に、こうやって「作業療法」に来れるから、健康でいられるってものだ。
ただ私の場合「作業療法」という治療にくる場所が、たまたま病院だったなんて
ダシャレにもならないよ。
近くのみんなを見ていても、若い人は「作業療法」で仕事に来ているけど、
仕事のない人も、ゴルフ、畑、○○教室、ジム、ゲートボール、庭仕事、図書館・・・・・・
どこか毎日行くところがなかったら人は生きていけない。
毎日行くところがない人も、旅行したり観光めぐりをして場所を変えないと生きていけない。
このあたりでは自宅と別荘をせわしなく 行き来している人もいる。
誰も彼も、みん何らかの形で、「作業療法」を受けていなかったら生きていけない。
まあ みんな同じですね。
「作業療法」の内容と場所が違うだけで・・・・・・・・・
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夫は明日から 三重の海で 釣り三昧ですって。
このひともまあ、いつも何かしてないと落ち着かない人だから。
鮎のように ひらひらひらひらと しっぽ動かして 泳ぎっぱなしでないと
落ち着かないんですって。