って、名前しか知らなかったんです。(上の文字をクリックすると見れます)
先日、PON.BON夫妻の新聞記事で初めて見ました。
そして関心を持つようになりました。
関心を持つ⇒好奇心を持つ⇒行動する⇒結果を感じる
わたしはこの繰り返しで今まで生きてきました。
すぐ行動します。
やってみて考えるのです。
ちょっと新鮮です。
毎日、一枚づつ載せています。
仕事・家事・趣味のバランス、心とカラダのバランスなどバランスの大事さ、また「自分らしさを生かす」「自分の好き」を見つけ伸ばすことを視点にしてしあわせ探しのお手伝いをめざす著者(精神科医)のフォト・エッセイです。
って、名前しか知らなかったんです。(上の文字をクリックすると見れます)
先日、PON.BON夫妻の新聞記事で初めて見ました。
そして関心を持つようになりました。
関心を持つ⇒好奇心を持つ⇒行動する⇒結果を感じる
わたしはこの繰り返しで今まで生きてきました。
すぐ行動します。
やってみて考えるのです。
ちょっと新鮮です。
毎日、一枚づつ載せています。
<37>年の初めに⼿放すこと
新しい年を迎え、「今年こそ何かを始めたい」と思う⼈も多いだろう。しかし、私はあえてこう勧めたい。「今年こそ何かをやめてはどうですか︖」と。
実は「始める」ことより「やめる」ことのほうがはるかに難しい。⻑年続けてきた何かを、やめたり、断ったり、捨てたり、⼿放したりするには決断⼒や勇気がいる。真⾯⽬な⼈ほど難しい。誠実な⼈ほど悩んでしまう。なぜだろう。それは捨てることが怖いからだ。捨てることは失うことだと思っているか
らだ。断ることは迷惑がかかると思っているからだ。
失うことは誰でも怖い。惰性と⾔われてもいいから、失うよりしがみついているほうがまだラクだ。そうして、「始めるより、やめるほうが何倍も難しいこと」をいいことに、⼈は背負うものを増やしていく。それはあたかも家の中にモノがどんどん増えていく様と似ている。⾃分で⾃分の背中は⾒えない。だからこそ⼀度、その荷を⾒直してみてはどうだろう。
実は⼿放すことは何かを失うことでは決してない。「⾃分の⼈⽣になくてはならないことは何か」をハッキリ知ることにつながる⾏為である。なんとなくずるずると続けていることはないか。⼈⽣のしがらみから断れずにいることはないか。また⾃分にとって⼤事なことでも、⾝体が⾔うことをきかなくなって無理をしていることはないか。いや、かつては⼤事だったとしても、もう役割を終えたことはないか。
⼀つ、⼆つと思いきって荷を下ろしてみれば、肩にくい込んでいた重みも減り⾝体も軽く、動きやすくなる。「荷物が減るって、なんて気持ちのいいことか」とつくづく知るだろう。すっかりやめるのは無理でも減らせばいい、転換していけばいい。そして⾃然に納得のいく形に変えていけばいい。
先⽇ふと思いついて、⾝近な⼈たちに「始めるコツとやめるコツ、どっちが知りたい︖」と尋ねたら、「やめるほう」との答えが圧倒的だった。「⼿放すことはとてもしんどい作業だったけれど、それでも⼿放してよかった」という声も多かった。やめることの困難さや⼤事さにみんな薄々気づいているのだと思えた。
やめることは、⾃分の中に「空き地」をつくるようなものである。いろいろな何かで埋もれていては、新しいものは⼊ってこない。背負い過ぎて窮屈な中でもがいているより、まず、何かを⼿放してみよう。そして静かに待つのだ。そこに何を⼊れようか、何が⼊ってくるだろうと想像することはきっととても楽しいはず。あなたがつくったその「空き地」に、今のあなたにふさわしいものが、ふさわしい形で必ず⼊ってくると思うよ。
ここがポイント!
さて今年、私は何をやめようか。