誕生日の一日

昨日の夜、夫に「明日は私の誕生日よ」と言いました。

「たまにはランチに行こうよ。くらすわに行ってみたいわ」と言いました。

夫はあまり気乗りはしていないようでした。

 

さて朝。朝ごはんを食べた後「あそこはとても混むので11時出発よ」と

言いますと「おなかすかないなあ」と気乗りしない様子。

この日はピラティスの先生が来る日でしたが、ピラティスをやりながら

心がもやもやとしていました。

 

数年以上に一度の日曜日が誕生日なのに、私の希望に添わないわけ?と少々腹を

立てていました。

 

さて、ピラティスが終わったので、「行くよ」というと「うーん。人の多い場所には行きたくないな」「ラーメンはどうだ」と言います。

怒りを抑えながら「ラーメンは食べたくない」と言いますと。

「それなら近所のお蕎麦屋さんはどうだ」と言います。

 

「お蕎麦なんか食べたくない、あなた、そんなに我をはらなけりゃいけないの? それに映画も見たいの。ランチして家に帰り、私だけ映画に行くから」

と言いますと「家に帰ってからじゃあ疲れるぞ」とかなんとかとにかく

行きたくない様子。

「いい。ひとりで行く。恨みつつ、ひとりで行く」と言いますと。

「待って! ランチ行く。恨まれちゃあかなわんから」と手を変えてきました・・・

でも、私の心は決まっていたので、さっさと出かけてきました、ひとりで。

 

本当はね。

暖かい日だし。日向ぼっこしながら猫と遊ぶ一日が素敵だって知ってるの。

夫がわざわざ快適な家から出たくない気持ちはわかる。

私だって、家にいるのも悪くない。

だけど、これだけ行きたい気持ちもあるっていうんだから、つきあったって

いいじゃあない。

 

私は実に芯が強く、行動的で、愚痴を言ったり、相手の嫌がることをさせる人ではない。

ほんとに 普通の男より男らしいのだ。

嫌味、愚痴、いっさい無し!!

 

こんな感じになったら、ぜったい意地でも、ひとりで行く。

 

ランチがとてもおいしかったので大満足。

「くらすわ」の一回のテーブルで時間をつぶしてから岡谷スカラ座に行きます。

今年度アカデミー賞をとった秀作です。

夕食はコンビニ弁当を買って帰ります。

たまには いいぜぇー