医者がひとりやめて、苦しいことばかり。
でもパートの先生の中にとても素敵な白髪の老紳士がおられる。
こないだ、二歳半の孫が絵本を読んでいたので、何気なく聞いていたら。
最初、寝転んで聞いていたんだけど。
そのうち、僕、正座しちゃっていたの。
題名がおもしろいの。ぜひ読んでみて。
(思わず正座してたというのも、その先生の人格が出ていて
微笑ましかったです)
早速買いました。
本当にいい絵本で、おとなの私がはげまされました。
それしかないわけないでしょう?
たとえがとってもおもしろくユーモアがあるんです。
実際、医者がひとりいなくなったら本当に困ることばかり。
でもそれしかないわけじゃなかったんです。
そんな素敵な先生との出会いもそのひとつ。
また、ぜったい来てくれるなんて想像さえつかないほど素晴らしい先生が。
来てくれるとはかぎらないけれど、その可能性だってゼロではないんです。
実際、つぎつぎと不思議な現象が起きるんです。
病気したら悲しい、困る。
お金がなかったら困る、悲しい。
意地悪な人からいじめられる人生なんて嫌だ。
でも違うんです。
いじわるな人の存在なんか忘れるほどの恋愛の相手が突然
あらわれたりするんです、それが人生。
本当に元気づけられました。
私、買うなあ、ぜったい。 ヨシタケさんの他の絵本も。