「断シャリ」の先にあるもの。

わたしは、物欲が強くはないが、弱くもない。
見ればほしくなる。
都会に住んでいたころには、よく物を買った。
小物である。雑貨とか洋服だ。
結婚したころよく「小物」を買おうとして。
夫から「一輪ざし、家にあったよね。あれ、使ってなかったね」
「それ家にあったよね」何回かそういうことがあった。
それで自分の物欲の強さに気づいた。
だんだん、物を買わなくなった。

シンプルな暮らしに憧れ。
でも一方で、見るとほしくなる。
自分の心との戦いが長く続いている。

渚さんの「捨てる技術」 大原照子さんの「シンプル生活」
誰だっけ「断シャリ」 こんまりさんの「ときめきの整理術」
それからフランス人のドミニク フォローさんの本も大好きだ。

でも、いずれも挫折した。

最近、一番ピンときた本。
一番琴線に触れたのは、枡野俊明さんの片づけ術だった。雑誌で見た。

捨てる話はどこにもない。

質素でなく、簡素を勧めている。

毎日を、お掃除することから始めるという考えでもある。
彼は禅宗のお坊さんでもある。

毎朝、起きたらキッチンに立つことが使命だと思っていたわたし。

起きたら、まず窓を開けて空気を入れる。
5分でいいから、片つけをしてからキッチンをする。

その習慣が大事。

どんな断シャリ本も、断シャリしてからの暮らしかたにあまり触れていない。

掃除は人格を磨くことである、という考えにも納得している。

今日もきれいにした。

「三日坊主だ」と言い切る夫と「珈琲一杯」の賭けをした。
勝つと思っている。

今回は本気である。
これも身体改造のおかげだ。
からだを動かす習慣ができたせいだと思う。

どんどん進歩しているね、とナースから言われている。

下の写真は、キッチンに立ちながらダイニング・リビング・庭を眺めたものである。
単純な長方形で家ができている。