忘れていたピアノの音色

 

友達に「遊びにおいでよ」と言ったら、あっという間に日程が決まった。

返事だけの人が多すぎる中、行動派の人っていいなあ。

友達はあるスポーツが超得意なので、その話で盛り上がるかと思っていたら・・・・

なんとピアノの楽譜をいっぱい持ってきて 驚いた。

夫とふたり、ピアノ談義とピアノの弾きあいっこで盛り上がっていた。

私も仲間に入ろうとして頑張ったが、すっかりピアノをやめてしまったので ただの一節も

弾けず、涙が出た。

友達のピアノ歴は私とちょぼちょぼだけど、人が弾くピアノの音色は優しくて、又 ほろりとした。

そこでまた 私も、と挑戦をはかったが・・・・・・

ラブも。

枯葉も。

ショパンの遺作20番も。

バッハも。

秋のささやきも。

乙女の祈りも。

ただの一節も弾けなかった。

あれだけ聴衆を魅了した(?)私のピアノの腕は 完全に ゼロになっていた。

また弾こうかなあと独り言をつぶやいたら、レモンがうなづくように鳴いた。

今日は妹の手づくりの料理とケーキでお互いの日々の苦労をねぎらった。