陶器の人形

 

 

今朝、玄関に置かれている陶器の人形に、ふと目が留まりました。

めったに見ないのですが、緑の中に出して写真に撮ってみました。

 

この人形は、30年以上も前に、金沢のある通りを散策していましたら、なんとはない陶器などの生活用品を売っている店のwindowに 飾られていました。

瀬戸の作家さんのものだと聞きました。

そんなに高価ではなかったので、4体買いました。

それから私の引っ越しは7回にもおよび、その当時の持ち物はほとんどないのに、この人形だけは 2体が

残っています。よく割れずに持ち運び続けたものです。

この人形を見ていたら、金沢が懐かしくなりました。

金沢は華やかさもあり、風情もあり、食べ物は美味しく、文化的施設が整っており、とてもいい街です。

大きさもちょうどよく、街の隅から隅まで散策しようと思えば出来る距離です。

金沢に住んでいる人はほとんどが「こんないい街はない」と思って住んでいると思います。

ただ、一点。

天気が悪いです、11月から2月は憂うつになります。

しかし、それも出てみたからわかったこと。住んでいればわからないことなのです。

一度出てしまうと、天気の一点でもってもう戻りたくないという人が多いのです。

でも私の場合はどうだろう・・・・・・

うんと年とったら、金沢に戻りたいと思うようになるかもしれません。

家はいつでも売ればいい。

住むのはどこでも自由。

そんな生き方もいいなと思います。