40年以上前の恩人

わたしこと、25歳から33歳まで弘前で暮らしていました。

4歳を頭に4人の子供がいました。

そしてフルタイムで働いていたんです。

 

たまたまお隣りに、同じ精神科医の先生がお住まいでした。

わが家はほとんど母子家庭状態で、見るにみかねた彼女は。

自分の子供3人と私の子供4人を乗せて、毎朝、職場まで送ってくださったのです。

そのご恩は忘れることはありませんでした。

 

一昨年、船の旅で青森に寄ったとき、40年ぶりにお会いしました。

そしてそれから2~3年後のこないだ、GWを利用して諏訪に旅行に来られた

彼女からお電話をいただきました。

夜おそかったのですが、下諏訪の宿まで会いに行きました。

 

小児・思春期精神科の専門医として55年。

80歳を越えたとおっしゃっていますが、いまだ週5日のフルタイム。

青森の精神医療に大きな貢献をされています。

 

わずか2時間でしたが、教わることがいっぱいありました。

55年の臨床歴は、やっぱりももすごいものがあると感じました。

私はまだ50年にはなりませんので、彼女から見れば ヒヨッコだと思った。

 

でも彼女が言うには、私は30歳前後ですでにかなりユニークな、ふつうの

精神科医とは違った印象だったそうです。(自分ではわからないんです)

仕事の話はしなかった、ただただ送ってもらっていたのですが・・・・・

 

彼女は80歳を過ぎても、話す内容が若々しく、しかし経験に裏づけられていて本当に感嘆しました。

こんな出会い、貴重ですね。

あまりにも遠いので、もうお会いすることもほとんどないまま、いずれ死がふたりを分かつのだと思うと哀しさを感じました。