待ちに待った日曜日。
家事がわんさと待っている。
何せ、一週間分の家事。
男の人には絶対わからない、この忙しさ。
夫が「お隣りさんとお茶する約束したままになってるから、電話する」と言う。
えっ? 2時間もとられて、どうすんのと思う。
けれど黙って従う。だって、夫のはわかるはずのない忙しさだから。
電話してもしてもお留守らしい。
一日中、家事にまい進した。
先日、ペンションで習った料理を作ってみた。
スっキーニや茄子やインゲンを素揚げして、たれでからめる。
たれは、大根と玉ねぎとめんつゆをミキサーにかける。
私はすごく美味しいと思ったが、夫は「僕の口に合わない」という。
保守的なんだから!!
「保守的ねえ、新しいものはなんでも嫌なんだから」と言ってやった。
でも認めない。
原稿書きは終わったが、やってなかった家事が山のように
たまっていただけだった。
レモンはふたりの会話を聞いている。
夫婦ふたり。別々に猫に話しかける。
ひとり言を言っては「なっ、レモン!」と猫に同意を求める。
夫婦の平和を猫たちがとりもってくれている、と思う。