私は若くして結婚し、若くして4人の子供を産んだので、もう孫が6人もいます。
会えばかわいいなあと思うけど、ふだんは遠く離れているので
あまり会いたいとか声を聞きたいとか思うこともなく、すっかり忘れているくらいのものです。
孫に何かを買ってやったとかもあまりない、あっさりし過ぎのおばあさん。
だいたい孫たちは年格好も同じ、名前も似ているので 誰が誰かこんがらかるくらいです。
私自身はおばあちゃん子で、今でも寝るとき、おばあちゃん!と名前を呼ぶくらい大好きなのにね。
自分の子供は、かわいくてかわいくて、目の中に入れても痛くないと思って育てた覚えがあるので
可愛さでは、自分の子供と孫とではもう 比べものにはならない。
私の娘に「自分の子ってかわいいでしょう」と言ったら「かわいさ半分、責任感半分ね」と言う。
なんて正直な答えなんだ。
そうか、そうだったんだ。かわいいかわいいと思って育てていたけど、責任があったからかわいくもあったんだ。
なんでもそうね。
仕事だって、責任感が発生すればするほど愛着もわくもの。
優しい お嫁さんからGWの時の写真が手紙つきで送られてきた。
孫は 世間で言うほど 大騒ぎするものでも、かわいいものでもないと豪語する私でも、
やはり 普通にはかわいいよ。
特に、孫と写真を撮ると、老女(私のこと)と幼子は どんな写真でも「絵になるなあ」といつも思う。