せっかくブログがあるので、ちょっと自慢をさせてください。
私の住む家は夫が建てた家です。
それもそのはず。夫は大工・建築士・工務店主 です。
夫の建てる家は、実にシンプルですが、誠実にしっかりと建てているのを知っています。
お客さまから、住んでみるほどに感激します、と お手紙をいただくこともしょっちゅうです。
家は住んでみないとわからないんです。
さて、今年は「さすがだなあ」と思うことがありました。
このあたりは標高1000メートル前後なので、みなさんどのおうちも、もう暖房をしています。
外の最低気温は2度になる夜もあります。
わが家は特に 標高1350メートルもあるので、外は本当に寒いのですが、まだ暖房をしていません。
その話をしたら職場の人に、あまりに驚かれてしまったのでこの家のすごさに気づいたってわけです。
暖房をまったくしていないのに、常時 17度あります。不思議でしょう。
そのヒミツは、夫特有の工法です。外断熱と内断熱を組みあわせ、地下に蓄熱層があります。
だから夏の熱が蓄熱されて冬まであり、冬の冷気が夏まであるのです。
夏ももちろん冷房なしは言うまでもありません。
夫はあまり営業向きの性格ではないのと、話を聞くのが下手なので 訪れたお客さまにわかって
いただけることが少なく、残念です。
わたしが営業にまわったら、どんなに商売繁盛するだろうと思うのですが、仕方ありません。
〇千万という高いお金を支払い、まだいくらかローンまで残っているわが家なので、後悔したこともありましたが、
最近の経済動向やお金の値打ちが下がる一方の情勢を考えると、2年前 思いきって建てたことは
良い決断だったと思う今日このごろです。
外に出かけたがりの夫なのですが、「こんなに高額で、こんなに素敵な家を作ったんだから、これを使って
人生を楽しもうよ」というのが わたしの考え。
夫もちょっとづつ わたしに感化されてきています。
これから長い冬が始まります。どんな風に過ごしましょうか。