半年ぶりで歩いただなんて!

 

散歩(ウオーキング)は昨年末が最後でした。まったく歩くことをやめてしまいました。「暖かくなったら」「春になったら」の言い訳も、もう初夏ですからね。言い訳にもなりません。

とうとう半年ぶりで、外に飛びだしました。夕食後のほんの15分を散歩しました。

気持ち良かったです。

だけど、身体は相当しんどかったです。なんせわが家のまわりは坂道ばかりですから。

「都忘れ」がきれいに咲いていました。「都忘れ」は可憐な花で大好きなのですが、ここまで大群になって咲いていると「可憐」を通りこしていました。

でもやっぱりきれいでした。

体操はそれなりに続けていますが、「歩くこと」も大事ですね。

体操で柔軟性を。

ウオーキングで有酸素運動を

そしてスクワットなど部屋で出来る筋トレで筋肉に力をつける。

全部バランスよく大事です。ジムに行く必要はありません。

大変ですけど、身体の維持は大切な、生きるための行為だと思います。

ラクして生きていきたい私ですが。やっぱり後々苦しむのは嫌ですから、ラクだけをとっていてもだめだと自覚だけはしています。

お金のある方は「施設に入るからいい」が口癖のようですが、看てくれる若い人の人数が足りませんよ。

「生きること」はお金で解決などできませんからね。

運動をさぼる人は、最後に必ず苦しむことになります。

近くに若い人がいる、いない。

子供たちが結婚する前は、にぎやかな暮らしでした。

いろんな情報を運んでくれて気持ちまで若々しくなったことをよく思い出します。

それから子供たちが結婚し、私も遠くに来たので、夫婦ふたり暮らしで子供たちが来ることはほとんどありません。

それでも三年に一度くらい、子供たちが来たり、その友人が一緒に泊まったりすると、必ず何かしらの刺激を受けることに気づきました。吹く風が違うのです。

最近、スマホを買うかどうか迷った末、必要もあって格安スマホ月額1980円というUQモバイルを購入しました。

ところがこれが難物なのです。一晩かかってもつながらなくて、疲労困憊して職場に行きまして、職員の若い人に見てもらいました。若いと言っても40才代です。

なんと! ワンタップでつながったのです。

うれしいと同時にがっくりしました。

子供たちが近所にいたりして交流のある人たちは、老いても昔はパソコン、現代ではスマホがいろんな面で刺激を受けるので、持ちやすいと思います。

私自身は好奇心も研究心も十二分にありますけれど、若者だったら ワンタップでわかることを 一晩かかってもわからない、ということの連続です。

ふだん、夫婦ふたり暮らしは本当に気楽でわがままに生きているわけですから、贅沢は言えないのですけれど、若い人と接触のある方たちと比べて、老いぼれる速さはかなりのものがあると思います。たまに子供たちが2~3日いるだけで、情報がすごい量あるから、そのことに気づくのです。

スマホ、楽しみましょう。教えてあげるよ、と言ってくれる人がいてうれしいのですけど、そんな簡単ではないですよ。まったくの刺激ない環境の私がスマホを愉しむのはちょっと時間がかかると思います。

職場には同年代の方が何人かいますが、90才の老父母と夫婦で4人暮らしの方がいますが、「妻がスマホでイライラしているのを見るだけで嫌、自分は持たない」という男性がいます。私と同じ環境だと思い、笑えます。

「もう何年も前からスマホよ。部下とラインもしてるわ」という女性は、二所帯住宅です。多分刺激が違うと思います。

私・・・・・道は険しいです。

でも、気楽な夫婦暮らしでわがままに暮らせているのですから、自分の弱みも自分で克服していきますよ(^^♪

子供に頼れない暮らしは、患者さんたちを見ていると独立心が強いですし、気丈です。まあメリットもあるのですから仕方ないですね。

ああ、スマホ病。

かかりたくなくて持たなかった私も、とうとう病にかかってしまった。

今日は一週間分の家事をするのに、丸一日かかっています。

9時になったら少しは一息つけるでしょうか・・・・

忙しい休日のブログは、グチっぽいですね。

お許しください、だって忙し過ぎてイライラするんですもの。

ちなみに夫は何年も前からスマホを使いこなしています。でも時間があるから、えんえんとサービスセンターに電話して聞きまくっているんですもの。そりゃあ、出来るようになるわ!(イライライライラ・笑)

忙しい一週間が過ぎつつあって。

今週はもっともスケジュールのつまった一週間だった。ちょっと自信がなかったが、終わりつつあって、少しほっとしている。

まだこれからスカイプで学んで、原稿もある。

 

でも考えてみれば、スケジュールのつまっていたほうが身体は壊さない。

 

時間があると、ついいろんなことをしたくなって疲れてしまう。

 

写真は朝、職場に出かける前の庭で。

 

外来がない朝はわざと遅めに行く確信犯である。

緑が美しい季節ですね。

まつむし草

今日の主役はまつむし草。

庭中に咲いている。

可憐な花だけど、強靭。

優しげに見えるけど、他を駆逐してはびこる。

でも美しいので許される花。

あなたはマーガレットを引き立てているのか?

それもともマーガレットに引きたてられているのか?

それでも、ふたりで助けあって、わが庭を彩っている。

 

昔は高山でしか見なかった・・・と思ったけど、

ここは標高1300mの高山だった。

今夜は優雅なホテル泊。

今日は夜の会議のあと、帰る自信がなく、ホテルに泊まった。

ところが韮崎という街にはホテルがひとつしかない。

やっと空いていた部屋は、風呂なし、トイレなし、4800円。

風呂は浴場があるからいいが、トイレは・・・・・

部屋は5階なのに、トイレは一階。

どうなるんだろう・・・・・・・

家が遠く、高速も怖いので、こないだからホテルを予約したり又キャンセルしたりを繰り返していたが。今日はもうバテバテとなって身体が心配でやっぱりホテルにした。

でも、ここすごいホテル。

優雅なホテル住まいとはほど遠い。

これが田舎の現実、でもめげない。危険をおかして帰るより多分、良い。

明日の仕事が住まいの近くなので、明日を考えると家に帰ったほうがいい。しかし、明日より今日。今日の心配のためにやっと決断できた自分をほめたい。

人生は決断の連続。

私にとって大切な時間とは?

私の日常はとても忙しい。そして、それも自分で決めることが出来ない状態である。

外来の曜日は決まっているし、当直も他の方との関係で決まってしまう。

半日を一単位、当直は一回分を一単位として、週間の単位数を計算する。たとえば今週は13単位だ。

一週間を7日とすると、一週間は日曜日もいれて、14単位。なので13単位ということは、週間の休みが半日しかないことになる。

私の目標は10単位である。一週間に5日分働けば十分だと思う。それが13単位とは。これはこの数年続いている。

今の働き方が自分の意思で変えられない以上、私の決めることは、仕事以外の時間の使い方だ。

夫にやれる家事は手伝ってもらう。しかし家事の大半はやはり主婦でないとわからないことも多い。

するとますます自由時間が少なくなる。

その少ない自由時間をどう使うかが問題となる。

やりたいことはたくさんある。その中で。

どうしてもやりたいこと。これだけはやるということをつきつめていく暮らしとなる。

そんな人生、大変でしょ、嫌でしょ、と思われるかもしれない。

しかし考えようによっては。

自分の人生に何がもっとも大切か。

を考えることになる。

それをつきつめることは、私にとって意味のある取り組みだと思うし、いつか「あの忙しくて、窮屈で、自由時間のなかった時期もそれなりに楽しかった」と思う時がくるかもしれない。

いずれにしても。

その貴重な時間を使って、このブログを書く。書く意味は自分でもまだわかっていない。でもなぜかパソコンに向かっている。自分と向き合う時間が自分にとって大切な時間になっているのかもしれないし、そうでないかもしれない。

ただ、できるだけ短い時間で書くことだけはこころがけている。いろんなことを最短で行う、時間を大切に使う習慣だけはしっかりとついている。

コンディショニングの効果

右向き

後ろ向き

ピラティスの個人教授を受けてそろそろ4年。

最初は、妹に誘われグループレッスンに行きました。

しかし私の能力ではついていけなかったのです。

また仕事を終えて夕食を終えて出かけて行くときに、あまりにもせわしなくて、交通事故をおこしそうになり、危険を感じてあきらめました。しかしその先生が「訪問指導」をやっていると聞いて、早速それをお願いしたのです。

その後、その先生はピラティスから師匠を変え、コンディショニングというレッスンを学んできました。私のレッスンも、あまり力を入れるものではなくなり、ただ肩をもまれたり、ポールの上に乗って手足を動かしたりするものになりました。

先生、やめてよ。

こんなヤワなもので健康になるなんてウソでしょ!

と言いたくなるくらい、たるいんです。ねむくなってしまいます。それでも私は先生の言う通りに動いているうちに「生徒の中で、これができるのはアナタだけ!」というくらいポールの上のバランス感覚抜群になってしまったのです。私の年齢で「アナタだけ!」と言われたら驚くばかりです。

今日は先生が「写真に撮って研究してくる」とおっしゃるのです。研究熱心な先生なんです。私のカメラでも撮ってもらいました。

左が施術前。右が施術後です。

本当にわずかですが、背筋が伸びています。違いはよく見るとわかります。

こおゆうのをすると、しないのでは、だんだんだんだん姿勢が悪くなっていくのでしょうね。

コンディショニングは、かったるくて眠くなってしまいます。先生、もっと激しいの、やって!と言いたくなるんですが、私は先生の教えをしっかり守って、普段でも小さな脱力運動を続けます。

筋肉は強くする必要はないのよ。

同じ筋肉を40%しか働かせないのと、80%働かせるのの違いなの。ある筋肉をどうしたら効率良く働かせることができるかを調整するのよ。

そうおっしゃいます。

先生の師匠が書いた本をもらいましたが、まだ読んでません。また読んでわかったことがあったらお伝えしますね。

 

 

男の子が生きていきにくい社会だと思いませんか。

私がクリニックを開業した平成3年ごろには、クリニックに来るのは、若い女性や主婦の方が、クリニックを利用し始めたころでした。

男子たるもの、精神科クリニックになど行くべきではないという風潮でしたから若い男性の来院はかなり少ないでした。

若い女性の過食症や拒食症、強迫性障害の方など、今まで誰にも相談できないで苦しんでいた方たちがこぞって精神科の門をくぐりました。

 

ところがこの数年、若い男性ばかりがとても多くなっています。その多くは本来の精神的疾患ではなく、社会に適応できない、会社に適応できなくて悩む方です。とても軟弱で未熟さが目立ちます。

初診の方で多いのが、若い男性、それから認知症のお年より、それについで初老の女性です。若い女性の来院は昔に比べたら少なくなっているように感じます。

初老の女性が多いのは、これまた女性の寿命が長くなり、それまでの生き方の問題が噴出してくるせいです。初老の男性が少ないのは、男性は生き方で悩むほど頭がやわらかくないですからね。来られる時は、認知症になったときです。

生き方が多様化して生きていきやすくなったのは若い女性です。逆に男性は多様化したことで生きにくくなっているように感じます。

なぜなら多様化したせいで、どんな生き方でもいいとは言うものの、どう生きていったらいいかわからなくなるのですね。「男子たるもの、一家を養っていかなければならない」という男性性は当然求められます。一方、家事を手伝う人としてまたイクメンとしても期待されています。アイデンティティーが持ちにくいです。昔の男性よりはるかに立ち位置がむづかしいのです。

しかしその前に、家庭が母性化しているので、母親に取り込まれて軟弱に育ちます。未熟なまま社会に出ます。しかし家庭から一歩出ると、男性社会ですからきびしいですよね、外の世界は。楽な仕事なんてないですから。

一方、母性化した家庭の中でのびのびと育った女性は、そもそも家からも社会からも期待されていないので、肩にのしかかってくるものの重さが違います。

「期待されていない」というのは悲しいようですが、どっちにころんでもいいわけですから気持ちがラクなんです。のびのびしています。働いても良し。結婚しても良し。未婚でも良し。いいですよね、この自由さ。

 

男の人が生きていくのは大変な時代にもっともっとなっていくことでしょう。

 

男の子の子育てには、いくつかの注意点があります。

本来、女性は産む性なので逞しく、男性は見かけとは別にデリケートでナイーブな人が多いように思います。

 

男の子が逞しく育つために必要なちょっとしたコツを知っているのといないのでは、社会に出てからの生きやすさが違ってくるでしょう。

お母さんに去勢されたような軟弱な男の子が増えて、クリニックの門をくぐる男性が多いのは悲しいことです。

それはその前の、結婚する時の「ふたりの関係」から始まるのですが、結婚する前の男女の関係を育てる分野の仕事をする方がいてもいいと思うほどです。だって早いほどいいんです。安易に結婚したり、恋愛をしているようで、実は対等な尊敬や信頼の関係にない恋愛から結婚生活が始まると子育てにも影響が出ます。

精神科で定点観測をしていると、10年単位くらいで、時代の変化を感じます。精神科は、もっとも社会の裏面、ホンネの部分が見える場所。

そんな場所にドンと座って、ゆっくり患者さんの声に耳を傾けている時が一番こころが落ちつきます。

私もまた、患者さんになれる素質を持っているからでしょうか。

しかし「医療」とか「疾患」というより、社会的、心理的側面で病む患者さんが、医療費を使って診療を受ける今の体制はよくないと思います。社会が悪いという前に親たち、大人たちが学び、変わっていかなければいけない面があると思っています。

 

体操の効用はあるか?

20年くらい前のこと。

80才くらいだった母に電話をしました。仕事中もなんだか身体がしんどく、腰痛などもあってぼやきたかったのです。

母が言うには。

「あのなあ、やっぱり体操が一番やで。」とのこと。

私は鼻でせせら笑ったのでした。

「お母ちゃん、そんな生ぬるいことで治るようななら誰も苦労はしない。なんかもっときちんとした運動とか激しい運動しないとね。歩くとか走るとか。体操なんて生ぬるいわぁ」

 

はっきり覚えている。

体操なんて 生ぬるい!!

と言ったことを。

 

でもその後まもなく、筋肉が固くなったための腰痛やぎっくり腰がひどくなって。

そして、いろいろ治療をして辿り着いた結果は、身体を柔軟にする大事さ。

体操って案外バカに出来ないことを思い知ることになる。

 

それでも体操を続けたわけではない。

ほんの10日ほど前に、この簡単な「ぴったり前屈」という本を見て、これなら私にも続けられそうかな、と思って、一週間くらい続いている。

続くかな? と思いつつ、今は朝起きたときに庭でやっている。ほんの10分たらずだけど。

 

私の身体は相当やわらかい。理由は不明。なので、相当の転び方をしたことも数知れないけど、骨折しないのである。やわらかいせいだと思う。この体操は気にいっていて案外、続くような気がしている。

体操はバカに出来ないと思っている。

♡ぴたっと前屈      まだまだピタッといきません。

♡後屈   ここまで出来るひと、いるかな?

♡ 側屈   あら、身体がねじれている、写真に撮るとわかるね。

♡軸回転    イッチにーイッチに―と左右に10回づつ行います。

私の運動習慣・つづいています。

たった今、プールから帰ってきました。

プールには週二回行きますが、しばしば当直と重なるので、月に6回行ければいいほうでしょうか。

それでももう、18年目に入りました。

 

まったく泳げないばかりか、泳ごうと練習を始めても頻脈発作をきたすので、怖くてずっとウオーキング専門でした。

何年もただただ、ひとりでプールを歩いていました。

ある時、ふと水中で踊るマネをしたら「上手上手、泳げてる!」と言う人がいて、それが泳げるようになったキッカケです。

人ってほめるものですね。

 

いくつになってもうれしいんです。

それから25M泳げるようになり、50M泳げるまで何年もかかりました。

 

そして今夜。

40分でいっきに 700mを泳ぎました。

 

爽快です。

 

今、体操に目覚め、朝の15分くらい、朝陽を浴びながらわが庭で体操をしています。「ぴたっと前屈」という超簡単な体操です。

朝陽を浴びながら、というところが味噌で、とても気持ちがいいのです。

 

ウオーキングなども何回も挑戦しましたが、続きません。夫から「仕事に行くこと自体が運動だろ」と言われ、目からウロコ。

そうなんです。歩いたり、階段を登ったり、トイレで「ちょこっと背伸び」したり、やはり家にだけいるより、大きく身体を動かす機会は多い。

 

こんな風にして、大きな時間をとることなく、運動習慣を続けます。

よく働く頭とよく動く身体。

 

人生最後まで大事なのはたった、多分この2つだけ。

 

♡10年前の母の日に贈られてきた クレマチスが、なんとか今年も咲きました。

下はわが家の庭のお花畑・