登別温泉

今日は登別温泉でした。

北海道の南の端の漁港と山の町。

強い硫黄の匂いが山全体から立ち登っています。

川全体が、もう温泉で熱い、熱い。

私も足浴をしました。

露店風呂は日本一の大きさだそうです。

 

でも、登別駅は、ちいさなちいさな駅で、町も小さい。

日本国中にある、デニーズやガストや、コメリなどがなんにもなくて、ほっとしました。

こんなに何もない、こんなにもひなびた町もあるんだと思いました。

もう一生来ることもない、登別という町をいとおしく感じました。

 

北海道は、夫が若いころ憧れた土地。

そこに分不相応にも別荘を持ったために、一生を狂わせてしまった土地。

別荘は、あっという間に手放してしまったけれど、そこで負債が出来、どんどん負債がふくれあがり、一生を狂わせることになった土地。

こんなこと、ここで書いたらいけないかもしれませんが、夫がつねづね認めていますし、人生の失敗は人格を否定するものではありません。

なので、夫にとっては単なる観光地ではなく、たくさんの思い出の土地のようです。

 

私にとっては、感情を持ち得ない、数回以上連れて来られていますけれど、単に新鮮な蟹やうにが食べられる街。

 

ホテルの従業員のとてもハンサムな青年と話しました。ここが一番いい、でも北海道は広いので、それぞれの地元に散らばった友達とはもう会えないと言っていました。

それでも「ここが一番いい」と言いきれるって何だろうと思いました。

人間の8割は、やっぱり生まれた土地が一番と思うのか、どんなに不便な土地でも、友だちに会えなくても、そう思うんだなあと思いました。

札幌にて

札幌の、おおどり公園と時計台、北海道大学を歩きました。

夫婦で写真が好きなので、何時間も写真を撮りまくり歩きまくりましたが・・・・・・

帰ってから写真を見たら、200枚くらい撮っても私の場合、

いいのは2~3枚もない状態。

 

つまり、街の写真はいろんなものが入るので難しいのでした。

北海道大学は、今時の時代に珍しく、街のド真ん中にあって、しかも韮崎の街がそっくりそのまま入るくらいの大きさ。

構内にリスがいました。

本当に、本当に、その広大さにびっくり。

その昔、北海道大学に憧れましたが、合格ラインになくてあきらめました。

今の時代ならあきらめなかったかもしれませんが、当時は塾もなく、浪人もあり得ず、残念なことをした、と思うくらい感動しました。

写真の大木は、1980年に植えれたもののようです。

 

それにしても、駄作ばかりの写真の整理に、4時間もかかりました。

原稿が気にかかって仕方がないのに、やめれないのです、やっぱり駄作しか撮れないくせに、写真が好きなんだなあと思いました。

疲れると不整脈が出そうになります、危ないなと思うと休み休みでやるので、なんとか元気で旅行をしています。

 

ヒコウキに乗って

昨夜はてんやわんや。

今朝8時に家を出て、羽田からヒコーキに乗りました。

夕食にありついたのは夜の7時。

ゆっくり来たとはいえ、田舎から旅に出るのは何かと大変。

 

でも一年に一回は、ずっと家にいる夫孝行をします。

夫婦で大きな旅を計画するのです。

私のためにもなっています。

日常がえんえんと続くと、脳が固くなるから。

切符を落として探したり、道順を研究したり、夫婦でいさかいになったり。

いろんな刺激がとても必要だと思うから。

荷物の準備をすることもとても脳の刺激になりました。

 

写真は札幌の時計台。そして夜の札幌の街。

ヒコウキと飛行場。

たまにたくさんの人を見ると、やっぱりワクワクします。

人からの刺激も私には大事。