出版本「くもりのちしあわせ」

前略

亡くしてはじめて心の穴の大きさを知りました。

でも負けずに生きたいと思います。

そんなとき「くもりのちしあわせ」をいただきました。

ページをめくりながら、これは自分のための本だと思いました。

くじけそうになったら読みかえします。

繰り返し読みます。

読んで力を得たいと思います。

ありがとう。

       ☆      ☆     ☆

いただいたはがきを読みながらはがきが涙で曇った。

80才代半ばにして叔母を亡くしたばかりの叔父に本を送った。

そのお礼のはがきだ。

もう一通、突然知らない女性から、長い長いお手紙をいただいた。

勤めている病院に届いていた。

駒ヶ根市の方だった。

やっぱり、自分のために書かれた本だと思ったと書いてあった。

お手紙ありがとう。

ブログでお礼申しあげます、ブログから本を見つけたと書いてあったから

読んでくださっているかも・・・・・

少しでも役にたったかと思うとうれしいです。

こちらこそありがとうございます。

帰宅して20分で作るおかずは、なんだかシンプルでさびしい。

だけど時間との戦いの中で生きているから、仕方ない。

今日の感動は、はがきと手紙だった。

手紙とはがきでブログ復帰を果たしました。

脱・精神科医宣言・1

精神科医になって40年を越えた。

精神科医は、他科の医師とちがって時代の変化とともにある。

精神病の人だけでなく、精神科医というだけで石を投げつけられるくらいの

時期も最初はあった。

「精神病院で一生を終えるくらいなら死にたい」が口癖の患者さんたちに何年も

寄りそった。

それからクリニックができ始める時代に入っていった。

まっさきに開業した。

そのころは精神科医というだけで、新聞の連載がとても読まれた。

クリニックに特別の魅力を感じず、また勤務医になったが、開業の途中で

インターネットを使って発信するようになった。

インターネットでの発信も、何回も何回も形を変えた。

そして、一度総合病院で、からだと心を一緒に診てみたいと思い、就職した。

私は時代の変化に敏感で、同じところに止まっていることができない。

今、書店には、精神科医の書いた本がいっぱいある。

同僚がどんな考えで診療しているかの参考になるが、一般の人にとって、

精神科医の発言が重みをもつ時代は終わったと思う。

単に私の年齢が、そう言わせるのだろうか。

あるいは私の精神が時代の先を読んでいるのだろうか。

どちらであるかわからないが、脱・精神科医でいこうかと思っている。

医療の世界は体質が古いので、わたしには合わない。

たまたま出したフォトエッセイ集だけど、その本が私自身のゆく方向を示唆し、

なんらかの芽を内包していたらいいなあと思う。

庭に野いちごを見つけた。

子供のころ、弁当箱いっぱいに摘んだいちごだ。

なつかしいものに出会った。

今日もお休み。

電機製品を買いに、ヤマダ電機、コジマ電気をまわった。

最初「ああ、いやだ、もういやだ、買い物なんてしたくない、疲れた」と

思っていたが。。。。。。

「ああ、やっぱり街に出ないとだめだ。歩いて、人に会って、辛抱して、そしてまた

歩いて」

からだを動かさないとだめだとつくづく思った。

仕事で座りぱなし、家ではキッチンに立ちっぱなし。

自然の中で人と会うこともなく、だんだんわがままになって。

そしてパソコンのやり過ぎ。

からだを動かさないとだめだとつくづく思った。

感動のある暮らし

入会した「身体改造倶楽部」のチェック事項に「感動のある暮らし」の

一項目がある。

通勤の車での夫との会話である。

私「最近入会したサイトにね、感動のある暮らしをしてるかって項目が

あるの。感動って何かしら」

夫「文字通り、気持ちが動く体験だろう。楽しいとかうれしいとか感激した

とかじゃなくても、とにかく怒り、悲しみ、ショックも含めて、ふだんと違う

気持ちの動いたことがあったかじゃないのか」

私「うーん、楽しかったとかはあるけど、すごく動いたなんてないかも」

夫「別になんでもいいんだよ。気持ちさえ動けば」

私「あなただったらたとえばなあに?」

夫「テレビ見てたら思わず見入ってしまって、最後に、わあ おもしろ

かった!なんていう場合かなあ」

わたし「へえ、テレビでそんなに感動するんだ」

夫「ぼくが何で感動しようが、あなたにとやかく言われる筋合いはないよ。

そんなこと言ったら、人のしあわせにケチつけてるのとおんなじだ。

人のしあわせに点数つけたり、人間に点数つけるのと同じだよ」

私「そうねえ。すみません。でもなんとなく一日が過ぎてしまいそう。

そうそう、心が動くことってないかも」

夫「そんなことないよ。その人の心が動けばいいんだから」

私「サイトに書かなくてはいけないの、メモメモ」

夫「ぼくそんなむづかしいこと言ってる? ふつうのことしか言ってない」

        ☆     ☆     ☆

しかし、職場に行ってみたら、そんな悠長な会話をしていたことが

うそみたいに、感情の嵐が襲う出来事に見舞われた。

職場のことになるので詳しくは書けないが、職場をやめるかやめないかの

出来事が起きてしまった。

びっくりしたり、怒ったり、感謝したり激動の一日だった。

今日の出来事はたまたまである。

が、「感動のある暮らし」というものも。

ある程度意識しないと、出てこないのじゃあないかと思った。

今日はどんなことで心を動かされるかしら、と 心をときめかして

いないと、そうそう暮らしに変化はない。

帰りの電車の中では立ちんぼう。

電車の中でストレッチをしていたら、75才くらいの婦人に

「とても、すっきりしたいいからだね。清潔感があってすてきよ。

無駄な肉ないもの」とほめてくれた。

職場の服装で乗ったので、シンプルで、そう見えたのかもしれない。

「いえいえ、おっぱいもないし、お尻も大きいし」と言うと

「そんなことない、ない」というので、そうか 感動だ!と思いなおし。

「ありがとう。ほめられてとてもうれしいです、ありがとう」と言った。

ちょっと目立つようないい体型してるんだ、と思ったら感動した。

身体改造倶楽部に入会す。

とうとう、身体改造倶楽部さんに入会することにした。

インターネット上のものである。

私の病院でも私より10才も若いナースでも、運動不足から腰を痛めている。

私が「腰痛まではいかないの。腰の筋肉が張っているって感じなの。でもヤバいの」というと

「先生は元気。それに軽い。私たちのは本当の腰痛よ」という。

私はとても用心深いので、腰痛になるまでほうっておくなんてできない。

ヤバいと思った時点で手をうつ。

改造倶楽部さんからの助言は下記。長いけど載せる。

もっと運動不足解消に動こうと思う。

☆      ☆      ☆

まず、あの低いテーブルに座ってパソコンをすれば、必ず腰を痛めます。

私は座敷で行われる飲み会に出ると、毎回きまって次の日にひどい腰痛に見舞われました。

それくらい負担がかかる姿勢だと思います。

それを避けるには、大げさに言えば10分おきくらいに立ち上がってからだを

伸ばしほぐすことです。

それくらい、われわれの年代になると循環が衰えていて、すぐからだが固まってしまうからです。

もし長時間おやりになるのであれば、普通の高さのデスクを使い、「アーロンチェア」などの

高機能チェアをご使用下さい。腰にかかる負担がぐっと低くなります。

次に、起きたときと寝る前(入浴時など)にストレッチを行うことです。

各10分として、それだけで毎日20分取られますから、そんなことしていたら

仕事にならない! と拒否されると思いますが、歳をとればとるほど身体の

ケアに時間をかけなくてはならないのが残念ながら現実です。

たとえば渡部昇一さんは(年寄りは)毎日4時間かけよと言っておられますが、

これは決しておおげさではありません。たとえば

・毎朝の念入りな歯磨きとストレッチ(20分)
・人参ジュース(20分)
・仕事中のたびたびのストレッチ(計20分)
・休憩時間の散歩(20分)
・アフターファイブのジム(2時間30分)
・寝る前の歯磨きとストレッチ(20分)

などを足し合わせれば、それだけで軽く4時間を超えます。

毎日ジムに行くわけではありませんし、平均するともっと短いとは思いますが、

それくらい意識せよということかなと思います。

最後に、筋トレ、とくにからだのコア部の筋トレを行うと、少々の遊びくらいでは

ダウンしないからだになります。

世間ではウォーキング万能のようなことを言いますが、

有酸素運動だけでは絶対にだめです。

ただし、ジムに行って器具を使わないとできないわけではありませんので、

気楽に取り組まれて下さい。

最後に以上を最低3ヶ月続けてみて下さい。

少し「変身」しているご自分を発見されることと思います。

☆     ☆     ☆

FBとブログと写真と本の販売はしばらくお休み。

いざ、からだ改造に向かいます。

プールの用意をしていましたら

「えらい力が入ってるやん。まあもって3日やなあ」と誰かが言っています。

外で遊び疲れたイチゴがダウンしています。

フェイスブックってどこがいいの?

友人から「フェイスブックってどこがいいの? いまだに良さがわからないのだけど」

と聞かれた。

メールをお出しするかわりにここに書いてみたい。

       ☆    ☆    ☆

あまり手を広げたくない私は、いわゆるSNS(ソーシャルネットワーク)に入る気は

さらさらなかった。これ以上忙しくなるのは御免だ、と思っていた。

ところが、私の関係しているグループの人が、私にまちがってメールを入れてしまい。

わたしはわけがわからないまま、入ってしまうことになった。

好奇心が強いので、「間違いだからやめよう」より「これもご縁」と思うことにした。

ちょうど本を出版する予定があったので、FBを通じて宣伝できないかという意図とも

ちょうどマッチした。

         ☆     ☆     ☆

メリットがいくつかある。

①自分を表現する場になる。ブログより軽い気持ちで投稿できる。

②コメントがたくさんつくので、反応が即わかる。

 コメントをつけたくなかったら「いいね」をクリックするだけで意思表示できるという

 手軽さがある。読んでくれたんだ、好もしく思ってくれたんだ、程度にわかる。

③一番のメリット、それは頭の体操になる。コメントを読むと人柄がわかるくらい

  短い文章で考えや気持ちをあらわすことはむづかしい。

  頭や気持ちをやわらかく保つためには、短く書く、誰かと会話する、はとても大事。

  ユーモアのセンスを磨く、相手の気持ちを考えて会話する、のレッスンにとっても良い。

④自分の知らない世界が、いながらにしてのぞける。

  衆目の面前で堂々と会話するので、自分の関係しない、他人と他人の会話から

  とても学ぶものがある。

⑤時として貴重な情報が得られる。

以上かいつまんで書きました。

       ☆     ☆     ☆

「おつきあい」はなくてもすむもの。

ご近所さんとも。

同僚とも。

友人とも。

誰とでも同じだが、つきあいはなくてもすむし、とかくつきあいは面倒だ。

FBも「面倒だ」と思うことも多々ある。

しばらく遠ざかったことも何度もあった。

そのたびに、忘れられていく。

つきあいが軽いので、しばらく反応しないと忘れられていく。

でもその程度のものだと割りきって、自分の頭の活性化のために。

おつきあいのひとつのかたちだと思って続けている。

アナログよりデジタルづきあいのほうが好きな私だから言えることばかり。

ご参考までに。

kさん あなたは今、人生で一番大切な時。

FBがストレス解消になるならいざしらず、そうでないのなら

FBごときに時間をとられないで、実生活を大事にしてね。

私なんぞ、夫から「パソコン ウイドウみたいだ」と言われてますもの。

もう精神科医はいらない

どなたか作家の本で「精神科医はいらない」という本がある。

うつ病にかかり治療に行ったが、どの精神科医もいい加減もいいこところ。

精神科医なんかいらない、という主旨の本。

もう一冊はれっきとした心理療法家の本で、これも精神科医のことを

私としてもとても納得のいく批判をしていた。

☆    ☆    ☆

平安堂書店諏訪支店に行った。何回も足を運び、電話も入れている。

だけど店長という人に会うことさえかなわない。

どんどん毎日出版されている本が数えきれずある。

その一冊がどうした?というスタンスである。

気持はわかるが、普通都会なら著者が足を運び、新聞にも載っていればだいたい丁寧な

応対をしてくれる。しょせん田舎だとつくづく思った。

今日はつくづく心が折れた。ああ、もう精神科医はいらない。

心底そう思った。

40年間で精神科医の社会的位置づけほど、変化が急速な職業もない。

最近は、本来だったら夫婦で、友人で、家族で、自分の中で解決するべき問題を、

精神科クリニックに持ってくる。

そんな時代にわたしはとても批判的である。

もう精神科医はいらない。そう思う。それでいいんだと思えた。

☆     ☆    ☆

明日からこのブログも変わります。変わっていこうと思います。

表紙に本の中身を載せていますのでよかったら見てください。

みぎ友だちリンクの下・出版本の紹介のところに(表紙)としてリンクしています。

http://www.yumeline.com

写真をクリックするたび、大きくなります。

病院で。

やっと地方の書店にも、本が入ってきた。

病院でやっている写真展に、本の表紙を撮って紹介してくださった​ら

売店の本があっという間に売りきれてしまった。

FBに載せるこの写真を撮りにいったら。

娘さんとお母さんが熱心に見ていた。

「夫が病気で、毎日来るんです。猫の写真に癒されています」

「時々夫を車椅子に乗せて、みんなで見にくるんです。

夫も楽しみにしてくれて。ありがたいです」と言ってくれた。

そんなひとときが一番うれしい。

元気な時は誰も気づかないが、誰かが病んだりすると、

こんなさりげない写真や言葉がこころに沁みてくるのだろう・

       ☆     ☆     ☆

今日はとうとう、ダウンした。疲れ方が並みじゃない。

過労か風邪かは不明。

慢性の疲れは要注意。誰よりもわかっている。

ペースダウンしようと思う。

上の写真も文章もフェイス ブックから。

ブログからアマゾンや楽天にリンクを貼ろうと思っているが。

もうちょっと待ってくださいね。

           ☆     ☆     ☆

気づかなかったけど、リンク貼ってます。

ブログみぎのお友だちリンクの下のほうに。

アマゾンと楽天などで買えます。

パソコンに得意な知人がはってくれたようです。

知らぬ間に。鈍いわたし。

みなさん、利用してくださいね。

あらあら。でもアマゾンに飛ばない。

パソコン、よくわかりません、ごめんなさい。

忙しい一日

忙しい一日です。

どこへ行くのも遠いので、ひと仕事です。

先週、本を置いてくださったばかりのハートランドさんから

もう、追加希望がありました。

本当に商売上手の方で、レストランですが、いつも流行っていました。

今は自宅を改装してちいさくなったのですが、お客さんに対して

こころ遣いが細やかなんです。

お料理のできる待ち時間に、ちょっと本を見ていてね、と言ったり。

ほら、こんな写真があるのよ、などさりげなく話しかけるので、

ついつい買ってしまうのではないでしょうか。

お料理はもちろん、美味しいですし・・・・・・

あとで寄ったリゾナーレのブックカフェでは。

「まあ、本がたくさんありますからね、置く場所もないんです。

だから入れてあげれるかどうかはわかりません」と言われて。

たしかに、これでもか、これでもか、というくらい写真入りの本。

装丁から中身からステキにできています。

今の流行なんですね、写真入りというのは。

だからもう、しっぽを巻いて帰ってくるしかなかったです。

写真の装丁のプロ中のプロが作った本ばかり。

さすが、と思って楽しんできました。

わたしの本は、こおゆうブックカフェにくる暇もない方たちが

口コミで買ってくださるのが、お互いのためかなあと思いました。

みんながみんな、こんなお洒落な本屋に来れませんからね。

今、私のHPの中に(このブログ、実はHPの中にあるんです)

本の紹介のページを作ろうと思っていますので、待っててくださいね。

スーパーでつい手を伸ばして買ってしまう無駄な食品を買う手を

一回か二回ほどひっこめて、この本を一冊買ってくださったら。

またあなたの世界が広がると思います。

数年間、休む日もなくやっているこのブログを、また休むことなく

読んでくださっているあなたへの。

ほんのお礼の気持ちで作った本ですから。

アマゾンでは今は買わないでくださいね。

新品の流通が止まっているのに、中古が出回っている不思議な現象が。