買わない習慣

金子由紀子の「買わない習慣」という本を図書館で読んでから

影響を受けて、実行している。

「節約」はむづかしいが「買わない」と決めたら案外簡単だという説だ。

納得した。

私は、なんでもやってみる性格だ。

夫から注意を受けると反発する前に「それもそうだ」と必ず実行する。

でもなんでもあまり続かないけど。

私は喫茶店が好きだ。

「入ろうかな。でももったいない。いやいや、それくらいの楽しみはあっていい」

迷ってばかりいる。

でも「買わない」と決めたら、迷うこともない。

今週は「不買週間」である。

「買おうかな」と思っても「いやいや、なんらかの方法で買わなくてすむように」

と頭をひねると買わなくてすむ。

私にとっての「癌」は生協と生活クラブのチラシだ。

見ていると、つい安易に買ってしまう。

しっかり家計簿をつけて、楽しみながら、工夫しながら

「買わない暮らし」を実行中である。

お金もさることながら、物を増やしたくない。

夫にも変化があらわれた。

あれだけ頑固に家事をやらなかったのに、「掃除は一手に引きうけるから

小遣いを減らさないでほしい。掃除のおばさんをやめてもらっていい」と

とうとう言い出だした。私の粘り勝ち、作戦勝ちだ。

私の収入が減ることが、暮らしに新しい風を巻きおこしている。

夫の家事がすっかり身についたころ、わたしは仕事にちゃっかりと

戻る気でいる。

今日の空は真っ青できれいだった。