友だちが「ビデオ見たけどあの本、いいね!」と電話をくれました。

ちょうど出版社から、最後の色あわせの製本手前のものが送られてきて。

それで友人宅に見せに行きました。

「すごくいいじゃない。ほんといいわ」

めったに書いたものをほめてくれないのに。

今日は目を真ん丸くしてほめてくれました・

「あやこさん、こおゆうのすごく合ってる」

「文章も中学生でも読めるくらい易しいけど、内容は深いわ」

わたし「作っていて、すごく楽しかったの」

彼女「楽しいって気持が伝わってくるわ。楽しく書いたり作ったりした

本じゃなかったら、だめなのよ。このタイプを今後も追及しなよ」

とあまりほめてくれるので複雑な気分。

というのは、彼女、とっても賢い哲学者。

特殊な精神の持ち主。

「本の読者はね。あなたみたい研究者じゃないのよ。私をはじめ、

平凡な8割の人が買ってくれるのよ。

平凡な人にも非凡な人にも受けたのは養老猛の<バカの壁>くらいよ。

あなたにあまりほめられるような本は売れないな、がっかり」

私が言うと苦笑していました。

ほめられたのはうれしかったけど。

今日は窓をいっぱいに開けて風を入れました。

猫は外の空気がすきですね。くんくん・・・・・