人間の体は、無数の細胞で成り立っている。
「心の細胞」というのはない。
こころの細胞は「脳」にあると思うかもしれないが、脳というのは体の細胞だ。
だから 「脳」という体の細胞が すなわち こころを作っているということ。
だから こころと体は切りはなすことが出来ない。
こころが疲れているとき、体に働きかけるといいのは そのせいだろうか。
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さて、うつ病などのように、こころが病的に疲れているときには、体も休ませたほうがいい。
心が病的に疲れていると、それは 体の細胞も疲れはてているということだから。
でも 病的な疲れでない場合には、細胞が疲れはてているというより
バランスが悪くなっているだけだから、
体を動かしたほうがよい。
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そんなことを考えたには理由がある。
仕事のストレスでこころが疲れているな、と感じたからだ。
多分、バランスが悪くなっているのだろうから体を動かしたほうがいいのだろうな。
そんなことを考えながら、家の掃除などをやってみた。
仕事の中で、こころと頭はしっかり使わせてもらっているという人は、
できるだけ、普段の暮らしの中では 体を使ったほうがいいと思う。