庭は雪景色ですが、ライラックの樹から芽が出てきました。
昨日、仕事から帰りましたら、灯油が買えなかったから、当分
わが家は暖房無しですよ、と夫から宣言されました。
「ああ、そう」と言って、あわてて ゴミ ステーションから、昨日捨てたばかりの
毛糸のセーターをとり戻してきました。
こりゃあ、寒いぞと。
物の不自由な戦後に生まれたので、寒さにも飢えにも辛抱には慣れています。
でも、捨てたはずのものを、また拾ってくるって、やっぱり私って欲張り? 貧乏性?
「ほとんど着ない」けど「大事な」セーターは再度捨てるかどうか検討します。
フェイス ブックの 「ノート」に 下記の内容のものが載っていました。
震災を経験した 臨床心理士さんが書かれたものだそうです、シェアしたいと思います。
【災害時のメンタルケア】
◆1.今こそ自分自身のメンタルケアを。
今はまだ地震直後であり、だれでもアドレナリンが噴出している時です。こういう時は何かをしたくて
たまらなくなりますが、まずはその自分自身の感覚に意識を向けてみましょう。細々意識してみること
をトラッキングといいます。自分自身に対するサポートを最初にしてください。
私たちが落ち着いているか、不安エネルギーをまき散らしているかによって、様々なことが違ってきます。
◆2. テレビの視聴には気をつけてください。*特にお子様、感受性の強い老若男女の方々。
身体がだるくなったり、ボーッとしたり、涙が出てきたり、妙な罪悪感が湧いてきたり、不安状態に
ある自分に気づいたら、即刻テレビを消すか、必要なニュース速報のみが流れてくる全く違う
番組にしてください。
テレビで繰り返し繰り返し流される悲惨な映像は、非常に強い吸引力を持ちます(とかく最近の
メディアは人々の不安をあおるのが特徴です)。
人によっては催眠にかけられたようにテレビの前から動けなくなる人もいるでしょう。こうした映像に何度も
何度も自分をさらすことは、何の役にも立ちません。
***私たちが生きていく為に必要な情報が得られれば、それだけでいいのです!***
トラウマの渦の引っ張り込む力はとてもとても強力です。
サンフランシスコ大地震の時は、繰り返されるメディア報道が人々にもたらすネガティブなインパクトは甚大だったといいます。
◆3. 今一番に必要なのは、身の安全を確保することです。
避難場所、食べ物、人々が安全かどうかをチェックすることが優先です。
◆4. そして非常時に最も大切なのは、人とのコミュニケーションです。
人を求めるのは、とてもとても自然なことです。