医師を育ててください。

医師だけが尊い仕事だとは思っていない。
だけど、病者と関わるようになると、医師ほどありがたいものはない。

わたしの患者さんが大量に服薬して救急車で搬送された。
その後、意識が回復したので、私のもとに来られた。
三連休のド真ん中。
でもそんなこと、なんの関係もない。
そんなわけで私は病院に来ている。

     ☆    ☆   ☆

わたしははっきり言って、旬を過ぎた医者だ。
だから、総合病院に若い医師が着任したとき、清く身を引いた。
だけど、ちいさな、名前も知られていない病院でも、医師は必要だ。
そんな病院の当直を、ちょっと皆がびっくりする回数やっている。
決して忙しくはないが、医師がいないわけにはいかない。
すきま産業である。

     ☆    ☆   ☆

入院を必要とするその患者さんの入院先をさがした。
この前まで勤めていたその、総合病院に電話を入れたら、こころよく引きうけてくれた。
連休明けには、転院される。
その病院には今、旬まっさかりの医師が3人もおられる。
実は精神科の入院先さがしは、普通なみだが出るくらい大変なのだ。
どこも医師不足で24時間体制をとることができないからだ。
わたしは手をあわせて拝みたくなった。
その、旬の医師たちにこころでエールを送った。

      ☆    ☆   ☆

さて、旬はすぎたものの、わたしだって経験や能力はある。
しかし、居場所はいずれなくなる。

今、インターネットで役にたてないかと模索中である。

ぜひ応援してください。こころある医者を育ててください。

きっとまだまだお役にたてます。世の中の財産になれます。

旬がすぎ、体力が落ちて夜昼なくとは働けなくなっても。
だからこそ、長年の夢をはたせたり。
若い医師のできない「すきま」があるだろう。

写真は新そば祭りで行ってきた松本の街中の花。

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