私が大事にしている二つのこと。

tbara

今の暮らしの中で大事にしていることはたったふたつ。

ひとつは土曜日2時からのピアノ レッスン。

もうひとつは日曜日2時からの、友人との森林浴散歩。

仕事が一番大事だけど、あとはこのふたつをはずさないこと。

それが今の私の暮らしの柱なんです。

でも、これを守るのは大変、つぎつぎと用事や誘惑や障害が発生する。

それらをバッタバッタと切りすてて、守るべきを守る。いかに大変なことか。

そりゃあ、一回くらい旅行したっていいだろうって思うでしょ?

でもね、そんなことやっていたら守れません、ぜったいにはずさないためには

どこにも出かけない。それくらいの気概がないと守れないのですよ。

前置きが長くなりました。

            ☆       ☆      ☆

今日は夫が水泳の試合で朝早く出かけましたが、私には誘いがいっぱいかかっていました。

夫のお客様で友人でもあるA夫妻とB夫妻から、庭を見に来て、という誘い。

一年に一回のもっとも美しい庭の季節だというのです。

もうひとつ、ふたりの友人から別々にランチに誘われていました。

それからもうひとつ。サマー チェリーを注文していた花農家から午後1時に取りに来るようにとのこと。

自宅とAとBご夫婦の家は小一時間もかかってしまうのです。

この5つのことをこなしながら、しかし午後2時の散歩は欠かすことができません。

さあ、どうしよう!

            ☆       ☆       ☆

朝10時、C子さんとD子さんにわが家に集合してもらって、まずA夫妻の家に伺いました。

庭いっぱいの薔薇が満開でした。

薔薇の庭でお茶をいただきました。

つぎに、C子さんD子さん、そしてA夫人を乗せて、B夫婦の家に伺いました。

待っていてくれたB夫人は、私がひとりでなかったので目を丸くしましたが、

そこは手の早い、社交的な夫人。庭を見ている間に、ランチをこさえて

食べさしてくれました。

人に迷惑をかけながら威張るのもどうかとは思いますが、これで C子さんD子さんとのランチの

約束は果たせました。

それからまっしぐら、高速をつっ走って花農家でサマーチェリーを買い。

その足で1時半には友人の家に着いたのでした。

それからは、「私も」「私も」という3人を入れて、5人でオープン ガーデンめぐりと

森林浴散歩をしっかり1時間半、したというわけです。

           ☆       ☆      ☆

人生の中ではいろんなことに流されていきます。

でもこの年齢になって、やっと大事にしたいことを守れるようになりました。

宴会があっても、途中でさっさと帰ることも出来るようになりました。

宴会に10時までつきあうなんて、まっぴらごめん。

行きたくもない買い物や旅行にも行かない。

今わたしが大切にしたいことは、ピアノのレッスンとピアノを弾ける丈夫な体を作ること。

だって、あっという間に10年、20年と過ぎ。

孫たちはどんどん大きくなって、私はあ、あ、ああああーっという間に墓場に行っちゃうの。

父や母がそうだったから、よくわかるの。

すごくよくわかるの。まわりにあわせ、まわりばかり気にしてるうちにあっという間に

墓場に到達しているものなのよ。

そうやって、こんなはずじゃなかった、もっとしたいことがあった。

そう思いながら、あっという間に死んでいく人々を毎日見ていると。

わたしもうかうかとはしていられないのよ。

わかってもらえるでしょ? 不義理だと言われようと、冷たいと言われようと、

もうそうやって生きていくしか、満足して生きる方法がないってことを。

今日、撮った写真を乗せますね。

ブログはすごく時間をとられちゃうので、ちょっと疑問を感じてはいるんですけど。

こんな生き方をした人がいるんだ。いたんだ。と自分のことを知ってもらいたい時期が

いずれ来るんじゃないかと思ってがんばっているの。

今はたくさんの人に囲まれてしあわせだけど、いずれ孤独になったとき、

インターネットで人とつながっていることが大事になってくる時期もある気がして・・・・・・

(以前、孤独なひとり暮らしだったとき、そうだったから、わかるのよ。それに私のブログが

今、孤独な人のこころをなぐさめているってこともあるかもしれないしね)

A家の薔薇。

miyabara

B家のお庭

yosiniwa

yosikomiti

ランチはホットサンドと サラダ。コーヒーが美味しかったわ。

rannti

オープンガーデン

waremo1

popi

森林浴でミヤマオダマキを見つけました。

odamaki

森林浴はやっぱりいいね。

K子さん、いつもありがとう。

一週間の仕事でね、毒気のようなものをいっぱい吸いこんでいると思うの。

それが「吹き飛ぶ気がして、欠かせなくなっちゃったの。生きかえらせてもらっているわ。

あっ、夫が呼んでるわ。「早く寝なさい!」って。

わたしシンデレラ姫だから。10時になると寝るようにしなければ、明日が生きていけないのよ。

sinnrinnyoku