車で一時間のM市で、胃カメラの検査を受けてきました。
ところがキシロカイン ゼリーで嗽をした途端、体中がかーっと熱くなってきました。
ヘンなので、看護師さんに訴えて、休ませてもらいました。
きびきびした感じの40歳代の女性医師が診てくださいましたが・・・・・・・
「麻酔薬で悪い状態になる体質かもしれないから、今後麻酔薬は使わないように」とのこと。
使えばどうなりますか? と聞くと「大変な状態になる」というのです。
大変ってなんですか? と聞くと 一瞬、沈黙がありました。
そして「・・・・・・・・手当ができず死ぬことです」とのこと。
「大変怖い、死亡率のうんと高い悪性発熱症の可能性がある」というのです。
今回使用したキシロカインはたった0.1%という薄さである。
それで気分が悪いということは、静脈麻酔なんてドンデモナイ。
胃カメラをする場合でも、麻酔せず、生でやったほうがいい、と言われて、胃カメラは中止。
たかが検査で死んでしまったらどうするの? やめましょうということでした。
☆ ☆ ☆
先日、医者の見立てが甘く、患者さんが亡くなりました。
しかし、医者が一回の診察で、患者さんのすべてに責任を持つことはむづかしいと思います。
やはり、自分のからだは自分で守るしか、ないのです。
今日の先生はとっても慎重で、ありがたいとは思いましたが、そんなに私の体質、
重篤かなあと疑問も感じました。
キソロカインでは、数年に一度、気分が悪くなります。
でもそんなに重篤な体質であれば、この年齢まで生きていない気もするし・・・・・・・・
医者は命に関わるので、むづかしい判断を必要とする、むづかしい仕事だなあと思います。
中途半端にやれない。
しっかりやるか、やめるか。
もうちょっとスローペースで働きたいと思いますが、中途半端はセンサーが鈍る。
一生、一生懸命にやるしかない仕事なんじゃないかと最近、思います。
桜が満開で、街じゅうが桜色でした。