今日はA総合病院の、最後の勤務日。
書類を書いたり、雑用をしたり、退職に伴う書類にサインをしたり。
ほぼ一年間やっていた写真展も、今日で引き払った。
ほっとしていたら、心理士の若い人たちが顔を見に来てくれた。
「先生の今後の生き方に、多いに関心がある」という。
「へーっ、40才も年齢が違うのにね」と笑った。
こんなに有能で若い人と働く機会はもうないかも、と思うとさびしい。
その後、夕方から突然、不整脈が始まった。
実は明日から東京なのだ。
患者さんの銀座の個展を見る。
それから東京の友人と会って、一緒にホテルに泊まる。
でも、なかなか不整脈がとまらず、だんだん気持ちが重くなってきた。
意を決して、患者さんに電話を入れた、友達にも電話して事情を話した。
こんなとき、ホテルもとってるし、とか。みんなをがっかりさせる、とか考えて無理しがちだ。
でも、つねづね私は言っている「無理はだめ」って。
明日、起きても不整脈が止まっていなかったら、やめようと思う。
「やめる勇気」をなかなか持てない私には、いい経験になるかも。
でも明日の朝、すっかりなおっていますように!
まだ、出版社との打ち合わせまでやろうかと考えていたのだから。
私って、やっぱりいろんな意味で「無理してる」と認めざるを得ない。
でも、東京に一泊くらいもできない人生では、人生の意味がない。
仕事のやり過ぎかな。
しかも今夜は当直なのだ。やっぱり仕事のし過ぎかな。
考えこんでしまう。考えなおさなくてはいけない時期にきている。
でも、まず早めに寝ます。夜中に起こされたら、明日はやめよう。