私とフェイスブック

いわゆるソーシャルネットワークには興味がなかった。

忙しく働きながらブログを続けている人をあまり見ない。

仕事とブログの両立だけでも大変なことなのだ。

私はブログを書くだけで精一杯で、ミクシーなどに誘われても入らなかった。

ブログもコメントなしにした。コメントがあるだけでストレスになってしまう。

そんな私がフェイスブックを始めた。それは偶然のようなきっかけであった。

私はあるコーチング仲間のアドバイザーをしている。形だけのアドバイザーである。

あるとき、コーチング仲間が全員でFBに入ってそこで連絡をとったりすることになったらしい。

アドバイザーである私ははずされていた。ところが係りの女性が間違って、私にもメールをよ

こしたのだった。「すぐFBに登録するように!」という内容だった。FBってなあに?

ところが翌日、謝罪のメールがきた。私は入らなくてもいいのだったのだ。でもわたしは興味を持った。

あれだけソーシャルネットワークは「これ以上、忙しくなるのは無理」と思っていたのに、なぜか

登録してしまったのだ。

そして4ケ月。実名と顔写真つきのつきあいである。

だから傷つけあうことがない。そこが気にいっている。

今までのインターネットは匿名だったので、傷つけられることもあった。

すごくこわくなってやめていた時期もあった。

私は田舎に住んでいる。

また仕事を持っているので友達とランチをする機会もない。

友だちをつくる機会がうんと少ないのだ。

だから私には合っていると思う。FBを通じてかなり親しくなれる友だちができる可能性がある。

女性とだけでなく、男性と仲よくなれることは実社会ではほとんんどないが、FBを通じて

異性の友達もできる。

性別を越えたおつきあいは大事だと思う。得るものが大きい。

そうそう。

夫とはインターネットを通じて結婚した。12年前だ。

娘に言わせるとわたしはちょっと飛んでいる。

もっとも。

現在進行中の本をみんなに知ってほしいと言う強い希求があったからこそ

とった行動だと思う。

それが一番大きいかな。