祖父と孫と写真と。

アップル社の創始者スティーブ ジョブス氏が亡くなったり。
日野原さんが100才を迎えたり。

刺激的な一日だったので。
なんとかくセンチメンタルな気分になって。
4年前に94才で亡くなった父の写真をとりだしてみた。

私が働いていて、遠くに住む両親の助けを借りたことと。
私がひとり娘であったので、両親に対する責任感を感じたりして。
しょっちゅう子供たちを滋賀の両親のもとに連れていった。

だから祖父母と孫の関係が、とても濃厚で、
亡くなる直前まで祖父母と孫の交流が強くあった。

この写真は秀逸である。
わたしが撮ったものではない。
私は残念ながらこんな写真が撮れるようなセンスはない。

一方、夫の母は、訪れる人がいるたびに写真を撮ってもらい。
それをべたべたと壁にはっている。
平凡で下手な写真ばかりである。
そして壁中、写真だらけである。

夫の母を見舞うたびに私の10年まえ、5年前、3年前に出会える。
みんなみんな、今の自分より若く写っている。悪い気がしない。
これもほほえましくていいなと思う。