小菊ーいつだってカメラ目線

あるサイトでおばさんたちが井戸端会議をやっていた。

ねえ、ねえ、信州に住んでいると、誰だっていい写真が撮れるってよ。

そうそう。カメラのせいよ。レンズ次第らしいわよ。

そうよね、誰だって撮れるわよね、場所とあとはレンズが撮ってくれるのよね。

とまあ。
これは冗談であろう。
しかし、半分以上は当たっているのである。
なかなかスルドイおばさんたちだ。笑えた。

さて、ついこないだまで、レンズも撮り方もオートだった。
この夏に、とうとうレンズを新しく買った。

高いし、むづかしいし、扱えないと思って敬遠していた。
でも知人が中古を買ってくれたので割合い安かった。

とにかく、重いカメラと三本のレンズをいつも持ち歩く。
そして、被写体に対して、いろんなレンズをとっかえひっかえ付け変えて撮る。

この手間暇ったらとても大変。

撮った写真カードをパソコンに入れて、見るときが一番わくわくする。
ブログに載せるときには、オマケみたいなものだ。

いつだってカメラ目線。

このまめまめしさったら。誰も真似できない。
上手とか下手を越えている。好きなんだ。被写体が。

今日は走っている最中に、小菊が目にとまった。
「撮って!」とささやいてくる感じだった。

カメラマンにはなれなかった。
でも憧れた。

さて、これから長い冬に撮るものはあきらかに少なくなる。
実は今朝零下3度になり、木々が霜で覆われた。

テレビを見ていたら、日本で二番目に低い温度だった。