街に出て・・・・・

新しい仕事のことで街に出た。

きびしい状況ではあったが、やってみることに決めた。

スタバと温泉の露天風呂が私の最高の贅沢である。

未完了の完了

☆    ☆   ☆

今日は一日中、郵便局、銀行めぐり。

コンビニで支払ったり、役場に行ったり。

今年の初めから手をつけていたすべての書類を

やっと完了した。

丸一日、車で走りまわっていた。

電子申告も送信した。明日からやっと年賀状の返事を書ける。そのつぎは

物の整理をしたいと思う。

雪明けの空は美しい

今日は気分がブルー(グレー)なんだか冴えない。

ところが、白い雪と青い空のコントラスト、つららの美しさ。

感動して写真を撮ってしまった。

夜もすっかり疲れていたが、今日のうちにこの写真を見せたくて

ねむい目をこすりながら、ブログをアップした。

「感動を伝えたい」

それが私のブログや出版のミッションであるらしい。

ブログの原動力は、感動、おもしろさ、であるらしい。

買わない習慣

金子由紀子の「買わない習慣」という本を図書館で読んでから

影響を受けて、実行している。

「節約」はむづかしいが「買わない」と決めたら案外簡単だという説だ。

納得した。

私は、なんでもやってみる性格だ。

夫から注意を受けると反発する前に「それもそうだ」と必ず実行する。

でもなんでもあまり続かないけど。

私は喫茶店が好きだ。

「入ろうかな。でももったいない。いやいや、それくらいの楽しみはあっていい」

迷ってばかりいる。

でも「買わない」と決めたら、迷うこともない。

今週は「不買週間」である。

「買おうかな」と思っても「いやいや、なんらかの方法で買わなくてすむように」

と頭をひねると買わなくてすむ。

私にとっての「癌」は生協と生活クラブのチラシだ。

見ていると、つい安易に買ってしまう。

しっかり家計簿をつけて、楽しみながら、工夫しながら

「買わない暮らし」を実行中である。

お金もさることながら、物を増やしたくない。

夫にも変化があらわれた。

あれだけ頑固に家事をやらなかったのに、「掃除は一手に引きうけるから

小遣いを減らさないでほしい。掃除のおばさんをやめてもらっていい」と

とうとう言い出だした。私の粘り勝ち、作戦勝ちだ。

私の収入が減ることが、暮らしに新しい風を巻きおこしている。

夫の家事がすっかり身についたころ、わたしは仕事にちゃっかりと

戻る気でいる。

今日の空は真っ青できれいだった。

図書館へ

これは昨日の写真です。

このごろ、夜疲れて、風呂からあがるとうたた寝のまま寝てしまう。

昨日は午後から半年休をとりました。

休んだことがないので、時間の使い方が下手です。

いやいや、忙しい日々を使っているので、ひょっとしたら上手なのかも

しれません。

いずれにしても、図書館へ行こうと思って行きました。

こんなにゆっくりするのは何年ぶり?

ちょっと友だちの家でコーヒーをいただき早めに帰宅したら

夫から「早いね」といわれたけど、「うん、ちょっと」と答えました。

友だちの家に行ったことや、話したことなどをしゃべるとあとで

ろくなことにならないので、いっさい話さなくなりました。

ちょっと我慢がいるけど、精神世界は孤独に保っていたほうがいいと

思っています。

わたし自身の心の解放のために

勤務先でやっているフォトエッセイの写真展を見て「この先生なら」

と思って診察に来てくださる方が何人かおられる。

たいていは「精神科」を敷居が高いと感じる熟年の世代であったり、

病気というほどではないけから精神科には行きたくないけど

「わかってほしい気持」の何かを持っている方。

今日もそんな方が見えた。

とても素敵な方だったのと「どうやってストレス解消しているんですか」と聞かれ、

思わず、あまり教えないこのブログを教えてしまった。

「ブログでいろんな気持を書くことで解消しているのよ」と話して。

☆      ☆      ☆

友だちから「そんなことまで書かなくていいのに」と言われることがある。

でも、精神科医だって生身の人間だということを知ってほしい。

また、自分のかかえている問題を、書くことによって冷静に見つめたり

表現したりしたい気持もある。

☆     ☆    ☆

今日、仕事の終わった夜に経験した仕事上のことは、

書かずにはいられない私にとってショックで重要なことだった。

でもその内容を書くか書かないか。

それを考えるために、何時間も費やすことがある。

書いてしまったら取り消すことができない。

書かなかったら、胸に鬱屈する。

いつも、そのぎりぎりのところを右往左往している。

☆     ☆     ☆

ひとつ言えることがある。

あちこちから請われ、はりきって仕事する時期が、場が。

少しづつ、じわじわとなくなっていく時期にあるという現実。

医者が一番輝くのは、38歳から45歳くらいだ。

そんな時期はとうに過ぎ、もう忘れた。

若い人に譲ることがいやなのではない。

こんなに燃えているのに。

こんなに診察をしたいのに。

自分を生かしていく場所や方法を見つけられないでいること。

自分の好き放題に開業をやめてしまったり、職場を変わったりした、

ツケが今まわってきたと思う。後悔はしていないけれど。

涙が出てくる。

これって、ただの仕事依存症?

それとも、私の情熱?

様子をみないとわからない。

私のことだから多分、いい感じに着地できるとは思っている。

趣味

読んでいる雑誌に、プロに近い女性たちの、布や糸による

すばらしい作品が紹介されていた。

これは89歳の婦人。置き場所に困るから周囲からもう作らないように言われるらしい。

でもすばらしい。

若いころからやっている方もいるが、60才を過ぎてから、という人も少なくない。

絵画や絵本なども老齢になってから始めて、プロ級という人も少なからずいる。

女性は手仕事が好きだ。男性には誰もマネできないだろう。

私も色のついたものに強い関心がある。

でも手仕事は苦手でだめだった。何も続かなかった。

         ☆    ☆    ☆

編み物や絵画や陶芸をやったことがある。

やってみて気づいたのだが、ガラクタがたくさんできて、仕舞場所にだんだん困った。

編み物なんか誰にあげても喜ばれるだろうと思ったが、3年もやっていたら

タンスに入りきらなくなって、困った。そのうち飽きてきた。

絵画や陶芸も、けっこう場所をとって困った覚えがある。

囲碁をやったとき、携帯の薄い碁盤一枚と本一冊で何年も楽しめる。

それで、まず気にいった。

10年で3段までいったが、形に残るものは何もなかった。とてもいい。

         ☆     ☆     ☆

今やっているピアノも、ガラクタができないのが気にいっている。

場所をとるものは気が重い。

たったこの一枚の楽譜で一年はもつ。

        ☆      ☆      ☆

でも、不思議だ。

手仕事のように、熟年からピアノ始めて、20年やってものにした。

などという話は、聞いたことがない。

だいたいにおいて、熟年でピアノを始める人は多いらしいが

続いている人はほとんど見かけない。

それにいても私も含めてみな下手だ。

絵画と音楽のこの違いは何だろう。

夫と知りあったとき、夫はピアノを始めて10年目だった。

かなり目を引くくらい上手だった。

今では25年にもなり、かなりうまいが、絵画のように注目は集めれない。

先生に叱られて、ひそかに男泣きするくらいがオチである。

絵画と音楽の、この違いは何だろう。

私もピアノにさわってかれこれ10年になる。

ブランクは6年はあるが、そんなのは言い訳にならない。

この下手さ加減はなんだろう。

ピアノは、熟年の人が始めるには、あまりにご褒美の少ない趣味だ。

でも、たった一枚で一年は楽しめるところが、やっぱり好きだ。

そうそう。写真の趣味もいい。

パソコンに中におさまっていて、場所をとらない。

年をとるほどに、もう場所のとらない、物の増えない趣味しか手を出す気になれない。

料理も消えてしまう、いい趣味だと思う。

私は今、豪邸に住んでいるので、物の置き場には困らない。

だけど、やっぱりピアノは上手になるとかじゃなくても。

なんとなく、趣味としてはきわめてつつましくていいと自分では気にいっている。

なぜ努力のわりに、うまくならないのかだけが、不可解である。

料理

午前中、電子書籍のIさんがパソコンの設定に来てくださった。

いろいろ見ていただき、あっという間に昼になった。

夫から「ゆっくりしなくちゃだめ」とお達しが出ている。

が、出かけたくなった。

どこへ行く? 何時に帰る? と チェックがきびしい。

私は生活破綻者なので、夫のコントロールが必要なのだ。

「スーパーを見てくる。あとコーヒーを飲むかも」

「じゃあ今、12時40分だけど、何時に帰る?」と聞く。

2時10分、と決めた。守らなかったら罰金だよ、といわれる。

私はいったん出てしまうとなかなか帰ってこず、遅く帰っては

「疲れた、疲れた、もう夕食は手抜きだから」が常とう文句だと言う。

「私は出不承」が口癖のわりに出かけたら帰ってこないらしい。

でも時間を決めてもらったら、すごく動き方を考えた。

スーパーは素通りして、本屋に行った。

それから図書館に行った。ひさしぶりだ。

図書館に入ったとたん、コーチングを受けている川井道子さんの本が

一番目にはいるところに立ててあった。

読んだ。文が短くて読みやすい。リズム感にあふれていて読みやすかった。

あっという間に時間になって、あわてて帰ったら2時10分ちょうどに着いた。

だから今日はちゃんと夕食を作ろうという気になった。

味つけも失敗しなかった。

妹に「おいでよ」と電話をしたら、東京から帰るところだという。

東京も行きたいのはやまやまだけど、家でゆっくりするのと、どちらをとる?

と聞かれたら、やっぱり ゆっくり、ゆったり過ごすほうがいい。

東京に行きたくないのではない。

ゆっくりする時間がないから仕方がない。

毎日、本屋に行けるところに住みたかったが、もうあきらめる。

あきらめる。

もう、二度と言わない。

素敵なこの家で、この自然の中で死んでいこうと思う。

街に住んでいる人たちでも、本屋に行ったり、美術館に行ったり、

音楽会に行ったり。

そんなに文化的な暮らしはしていないと思う。

多分、私だってそうなるだろうこともわかっている。

金沢では、スポーツジムのまん前のアパートに住み。

年会費まで払ったが、一年で一回しかプールに行かなかった。

それを2回も繰り返した。

どんな便利なところに住んでいても、映画に行こう! 書店に行こう! 音楽会に

行こう!と意識して行かなかったら、一生行くことはないだろう。

適当に便利なところでちゃらちゃらと生きていけない環境であるが故に、

休日の過ごし方と真剣に向きあわざるを得ない。

働いている忙しい身だから、なおのこと。

☆   ☆   ☆

自分のブログは読まない、過去のものは特に読まない。

でも先日、適当にクリックして過去に戻って読んだら

腰が抜けるほどびっくりした。

人間の考えることは、どんどん変わっていくから驚く。

過去に言ったことに責任は持たない。

「医療器械」の不調・不具合

2日ほど前のブログで「今の私はしあわせではない」と書きました。

予感があったのでしょうか。

金曜日は、朝からひどい頭痛。

それでも夕方まで仕事をどうにかしましたが、最後にはナースから

「先生、顔が真っ青」と言われ、当直室で寝ました。

「医療器械」としての私は、サイアクでした。

診察中も辛かったです。

パソコンが壊れて、慣れないことばかりの忙しい一ケ月の疲れ。

出版作業の疲れも作業が終わったことで、どっと出たのだと思います。

昼ごはんが全然食べられません。

忙しい→ 食事が手抜き→外食になる→からだが不調→余計料理がいやになる→胃をこわす

悪循環に陥るのです。

当直をことわりました。

歩くのもできなくなり、運転が危ないと思ってとうとう夫に迎えにきてもらいました。

夫の車の中でも死ぬか生きるかの大騒ぎをしました。

頭痛。吐く。しんどい。ああ、苦しい、辛い。生きてるのもいやになりますね、こんなとき。

ところが。

私はからだがもともと丈夫でないので、ダウンが早い。

早い分だけ回復も早いのです。

からだの弱い人は「うつ病」になりません。がんばりがきかないからです。

というわけで14時間、ぐっすり寝たら、うそのようになおってしまいました。

かろうじて「病欠ゼロ40年」を更新できました。

更新できるかできないかは、自分のコントロール力次第かなと思っています。

夫には「ハッスルしすぎたり、人を呼びすぎたり、大食いをしたり、だいたい

無茶が多い.原因は全部自分で作っている」といって、うんと叱られてしまいました。